日本風工学会年次研究発表会・梗概集
2019年度日本風工学会年次研究発表会
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2019年度年次研究発表会梗概集
空港レーダーにより観測された台風21号の風速場
*佐々 浩司西井 章嶋田 宇大
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p. 111-112

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抄録

2018年9月4日に近畿地区の広範囲に強風災害をもたらした台風21号について、伊丹空港と関西空港のドップラーレーダーデータを用いてデュアルドップラー解析を行うことにより、上空の風速分布を求めた。その結果、台風接近時には下層の気流にエクマンスパイラルが認められると共に地上付近の高度0.5kmに風速ピークが認められた。また、大阪で最大瞬間風速が観測された時刻には上空で67.6m/sの強風が観測された。

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