抄録
人の思考に直接反応するDATAbaseは、今まで構築されていなかった。その理由は、人が考える事をコンピューターが理解するのは極めて難しい事によっている。何故ならば、人は良くスペルを間違えて入力するし、記号なども使用する。この場合今までのコンピューターは認識できなかったが、あいまい認識の斜適合法を行検索や文章と言った、ある長さの中で用いれば、コンピューターにでも大体このような領域の内容を使用者が尋ねている事を推理できる。DATAbaseを斜適合法で検索し目標とする文章を見出し、出力してきた場合、コンピューターが人と会話したかの如く思え、DATAbaseの質の向上を意識させる。これはあたかもコンピューターが投げかけられた質問に、科学的に極めて精確で高度の内容をイメージして答えたのに等しい。