東京大学血管外科
山王メディカルセンター血管病センター,国際医療福祉大学
東京大学腫瘍外科
2014 年 54 巻 2 号 p. 5-11
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
要 旨:過去12年間に当科に入院した重症虚血肢408例497肢のうち血行再建を施行したものは306肢(62%)で,非血行再建の主な理由としては全身状態不良やハイリスク,広範壊死や感染,技術的不可などであった。血行再建例においては,原疾患として血管炎,また透析の有無が救肢率などの予後に関与していた。重症虚血肢の救肢のためには,適応を十分に考慮したうえで積極的に血行再建をすることが望ましい。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら