脈管学
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総説
浅大腿動脈に対する血管内治療─新しいデバイスの成績と問題点─
安藤 弘
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ジャーナル オープンアクセス

2014 年 54 巻 7 号 p. 103-107

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抄録
要旨:浅大腿動脈の血管内治療,とくに慢性完全閉塞病変においてのそれは,Crosser (Bard Peripheral Vascular, Inc.),Excimer laser,reentry device の出現により,従来の方法でのガイドワイヤー通過が困難な症例においても一定の効果を上げている。また,初期成功を得るためのdebulking device は石灰化病変やびまん性病変に有効であり,慢性期成績を上げるためのdrug coated balloon は2 年でのfreedom from target lesion revascularization は80%以上であり,drug eluting stent と同等とされている。Covered stent であるViabahn(Gore & Associates, Inc.)も長い病変において外科的バイパスに匹敵する成績を得ている。しかし,これらのデバイスによりすべてが解決される訳ではなく,今後は患者背景,病変部位,形態に合わせたデバイス選択を模索していく必要がある。
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