抄録
要旨:従来の運動負荷ABI 試験の陽性基準がHD 患者に適応するか不明である。そこでPAD が疑われたHD 患者25 例(50 肢)に運動負荷ABI 試験を施行し,CT angiography の所見と比較検討した。陽性基準を従来のカットオフ値(ABI の−15%の変化)に設定すると,感度100%および特異度48.3%であった。しかし,カットオフ値を−35.0%にシフトさせると,感度90.5%および特異度86.2%であった。HD 患者を検査対象とした場合,従来の運動負荷ABI 試験の陽性基準は適応しない。