脈管学
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症例報告
大動脈炎症候群に対しての大動脈基部置換術+冠動脈バイパス術16 年後に,冠動脈病変の消失を認めた1 例
阿部 和男川原 優鈴木 耕太郎根元 夕里子中村 健
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2015 年 55 巻 9 号 p. 169-172

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抄録
要旨:30 歳,男性。大動脈炎症候群による大動脈弁輪拡張症,左冠動脈主幹部狭窄のため,大動脈基部置換術および冠動脈バイパス術を施行した。外来でステロイド内服を継続。12 年目の冠動脈CT で左冠動脈主幹部の狭窄が消失。現在は術後16 年目となったが,心機能良好で吻合部仮性瘤の形成なく,再手術を要することなく経過している。手術の工夫と,ステロイドによる長期的な炎症の制御が良好な遠隔成績のポイントであると考えた。
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