抄録
本論文では,減損および仕損に関連して,上流の工程に再投入されるような工程間に戻しがある場合に,計画段階において,各工程における減損率や廃棄率を低減するというような改善により得られる原価低減の効果を分析するため,代数的方法としての補助部門費配賦法における連立方程式法の考え方を適用し,各工程における減損率や廃棄率を低減することにより,各原価にどのような影響を及ぼすかを測定する原価モデルを検討し,第1 段階で物量関係について,第2 段階として原価の測定・計算を行う評価モデルを提示するものである。