電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成20年度電気関係学会九州支部連合大会(第61回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-2A-12
会議情報

大気中正極性直流火花破壊過程に与える微量CO2濃度
江本 秀明青山 嵩史LU ZHE生澤 泰二西嶋 喜代人
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
大気圧室空気のCO2濃度が放電特性にどのような影響するかはよく調べてられていない。最近の我々の研究によると、室空気にCO2ガスを混合すると、CO2濃度が約2400[ppm]で火花破壊電圧が著しく低下(室空気のみの約50%)することを見い出している。本研究は、室空気に地球温暖化ガスであるCO2を0~2%の範囲で混合した供試ガスの正極性火花破壊電圧及び火花破壊過程を調べたものであり、CO2濃度の増加に伴い、火花破壊時の放電形態が変化することを見い出した。
著者関連情報
© 2008 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top