電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成20年度電気関係学会九州支部連合大会(第61回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2A-09
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画像処理を用いた視線検出システムと入力インタフェースの開発―ポインティング機能の改善―
松本 耕平平瀬 賢米沢 徹也緒方 公一西村 仁志
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キーワード: 生体工学, 計測
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抄録
著者らは頭部装着型の小型カメラにより撮影した眼画像を用いて,画像処理により虹彩中心を検出し,視線入力インタフェースへ応用する研究を行っている.著者らが開発したシステムは,ユーザの視線をディスプレイ上のカーソル座標に反映することで視線入力インタフェースを実現している.システムはまばたきをマウス操作のクリックに割り当てているが,まばたきの過程で虹彩中心が誤検出される問題があり,ポインティング精度が損なわれ,使いづらさの原因になる可能性がある.本稿では,まばたき時にカーソルの動きを制御する手法を取り入れることで,ディスプレイ上の目標物から直線距離25.8ピクセルのポインティング精度が得られた.
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© 2008 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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