電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成20年度電気関係学会九州支部連合大会(第61回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-1P-13
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ガス拡散層構造が出力特性に及ぼす影響
日高 啓昭矢岡 寿成坂口 裕二郎山内 健仁田島 大輔大坪 昌久
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キーワード: エネルギー・環境
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抄録
小型、軽量で高出力密度という特徴を持つ固体高分子形燃料電池は、分散型電源や移動用電源への利用が期待されている。著者らは、燃料電池の心臓部であるMEAの構造設計に着目し、出力密度の向上、水素クロスリーク低減を目的とした研究を行っている。現在、ガス拡散層にカーボンクロス、カーボンペーパーを使用したガス拡散層 2層構造のMEAを作製している。本研究では、MEA作製に用いているカーボンペーパーの有無による出力密度や水素クロスリークへの影響を検討した。その結果、アノード側のカーボンペーパーを取り付けることでガス拡散性の向上に伴い出力密度は向上するが、水素クロスリーク増大の要因であることを確認した。
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© 2008 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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