電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成20年度電気関係学会九州支部連合大会(第61回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-1A-08
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ソース同相・差動制御によるWRM改善効果のためのDC解析とトランジェント解析による比較検討
山野辺 泰治貞方 健太山内 寛行
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抄録

6T-SRAMにおけるVDDMソース端子の差動、同相制御によるライトマージン(WRM)の改善量をより正確に示すために、DC解析とトランジェント解析で比較検討した。その結果、両者の解析手法ともVDDMの差動制御のほうが同相よりも、DC解析では約4mV、トランジェント解析では約5mV優位であることがわかった。トランジェント解析はWLやBLが制限されるため、WRM値そのものは、DC解析よりも約21mVから60mV、(基準値より約5%から12%)の低い値を示したことがわかった。

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© 2008 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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