電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成20年度電気関係学会九州支部連合大会(第61回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-1A-06
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爆薬蒸気のサンプリング方法の検討
入江 達也小野寺 武水田 完三浦 則雄松本 清都甲 潔
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キーワード: 生体工学
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抄録

現在,世界各国において戦争やテロ等による爆発物の被害が深刻化されている.これらの被害を未然に防ぐために信頼性の高い爆発物検知技術が必要とされている.現在使われている金属探知機や爆発物探知犬に代わる方法として,SPR免疫センサによる高感度検出手法の開発が行われている.しかし,抗原抗体反応は液体の状態でないと測定ができないため,空気中の爆薬成分を液相に濃縮する必要がある.本研究は,対象の爆薬成分を2,4,6-トリニトロトルエン(TNT)とし,TNTガスを定濃度ガス発生装置により発生させ,冷却による回収を試み,SPR免疫センサにより濃度の定量を行った.

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© 2008 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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