主催: 電気関係学会九州支部連合会
画像パターンのマッチング法として解析的2次元DPマッチングが提案されている。これは、離散的最適化問題であるDPマッチングの局所距離を2次関数近似することで解析的に最適化し、高速にマッチングを行う手法である。しかしながら、現状その性能評価はなされておらず、この手法が画像パターンのマッチングにおいてどの程度の実用性を持つのかは未知数である。本報告では、MNISTを画像パターンとして使用した解析的2次元DPマッチングによる文字認識実験を通して、定量的・定性的評価を行った結果について報告する。