電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-1P-01
会議情報

モータ相電圧と電流極性を考慮した接地電位切替え信号の作成方法とコモンモード電圧抑制について
如水 慎也飯盛 憲一山本 吉朗
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
PWMインバータで駆動されるモータにおいてベアリング故障が問題となっている。本稿では、以前までのV0、V7時の接地電位切替え法によるコモンモード電圧の抑制に加え、通常ベクトル時にも抑制を行い、コモンモード電圧を常に0Vに抑制する方法を示す。インバータ出力電圧ベクトルが切り替わるタイミングはモータ相電圧と電流極性の関係により変化し、それに伴いコモンモード電圧も変化する。そこで、モータ相電圧の最大相、中間相、最小相と電流の極性を検出し、それらの状態の組み合わせによって抑制するタイミングを制御する。提案するコモンモード電圧抑制法についてシミュレーションにより動作を確認し、その有効性を明らかにする。
著者関連情報
© 2010 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top