電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1A-01
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変化するグラフ上でのランダムウォーク
木場 孝輔来嶋 秀治山下 雅史
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キーワード: 情報基礎論
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抄録

グラフ上のランダムウォークとは、グラフ上の頂点をトークンがランダムに遷移していくモデルであり、ネットワークの探索などに応用されている。ここで問題となるのは、インターネットなどといったネットワークは一定ではなく、故障やエラーなどによって変化していくということである。そのため、変化するグラフ上でのランダムウォークがどのように動くのかを考える必要がある。本研究では、グラフ上の各辺がある確率で消えるとしたモデル上でのランダムウォークを考える。いくつかのグラフの例に対して、ランダムウォークの到達時間と全訪問時間を求めるとともに、変化の無いグラフ上でのランダムウォークとの違いを考察する。

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© 2010 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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