主催: 電気関係学会九州支部連合会
D.Karabogaらは,関数最適化に関する計算機実験を行い,Artificial Bee Colony(ABC)は,GAやDE,PSOと同等以上の探索性能を有することを,2009年に報告している.さらに,次元数が高くなるほど,ABCの有効性が顕著になると述べている.しかしながら,その次元数は高々30次元までであり,ABCの次元数に対するロバスト性をより明らかにするためには,さらに高次元での評価を行う必要があると考えられる.本研究では,100次元までの関数を対象とした計算機実験を行い,ABCの次元数に対するロバスト性を,ABCと同じく群知能の一種であるPSOを比較対象として評価した.