電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-2A-01
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制約言語を用いたデータベースの論理処理システムの実装
加来 佑一田中 和明
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抄録
本研究では、制約言語とデータベースを組み合わせることにより、簡単な記述で、かつ、複雑な処理を行うことのできるデータベースシステムの実装を目的としている。制約言語の記述を用いることで、処理のアルゴリズムを順次記述することなく、データの特性・条件を制約として宣言的に記述するだけで、データの探索を行うことができる。また、プログラム行数の削減にも繋がるので、人為的ミスによるバグの減少も期待できる。今回は試作として、論理型言語B-Prologに付属されている制約ライブラリCLP(Constraint Logical Programming)を利用してシステムの実装に至った。その後、実装したシステムの検証・考察をすることで、有効性を示した。
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© 2010 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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