ウェーブレット解析を用いた黙声認識のための表面筋電波形の特徴分析 ～ ２単音間の推移の特徴を中心として

永井 秀利; 宮武 一志; 岩崎 亘; 中村 貞吾

doi:10.11527/jceeek.2010.0.525.0

平成22年度電気関係学会九州支部連合大会（第63回連合大会）講演論文集

セッションID: 03-2P-07

DOI https://doi.org/10.11527/jceeek.2010.0.525.0

会議情報

主催: 電気関係学会九州支部連合会

ウェーブレット解析を用いた黙声認識のための表面筋電波形の特徴分析～２単音間の推移の特徴を中心として

永井秀利, 宮武一志, 岩崎亘, 中村貞吾

著者情報

キーワード: 音響・音声 (旧応用音響・音声), 自然言語処理

会議録・要旨集フリー

詳細

抄録

我々は，声を出さずに発声された内容を口唇周辺から頚部の表面筋電信号に基づいて認識する研究（黙声認識と呼ぶ）を行っている．従来の研究では単音発声の内容を筋電信号の強弱により判別していたが，これを連続発声に拡張しようとした場合，自然な発声における強弱の揺らぎにより，発声の切り替わり点の同定が非常に難しいという問題があった．そこで本研究では，表面筋電波形のウェーブレット解析結果に基づき，発声の変化点の同定を主たる目的として２単音間の推移の特徴分析を行った．本稿ではその結果について述べる．

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）