電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-1A-07
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誘電泳動力を用いた細胞の流動制御における孤立平面電極配置の効果
井手口 裕太須田 隆夫岩元 あゆか井上 貴仁
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キーワード: 生体工学
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抄録
医用における細胞レベルでの分別・操作や、バイオ分野での有用菌体の収集等を目的として、従来のセルソーターやフローサイトメーターに対して、より安価かつ簡便なシステムの開発を目指して、誘電泳動を利用したデバイスの検討をおこなっている。これまで平面電気四重極電極を用い、負の誘電泳動力により、マイクロ流路内において、細胞を捕捉し流動方向を変化させる事が可能であることを示してきた。本研究では平面電気四重極に加えて島状の孤立電極を配置する事により、流動方向の制御性を改善できることが明らかとなったので、報告する。
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© 2010 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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