抄録
次世代の衛星放送では,高精細な放送の実現のためにKa帯(30/20GHz帯)の利用が検討されている.しかし,Ka帯では現行のKu帯(14/12GHz帯)よりも降雨減衰の影響が大きく,効率的な降雨減衰補償技術の導入が必要である.我々は,マルチビーム衛星を用いて日本をカバーする衛星放送を対象として,エリア毎の降雨の影響を予測し、効果的に回線設定を操作することで、高い稼働率をもつ衛星放送を実現する方法を検討している。本報告では、これまで1時間単位の降雨を用いて評価していた稼働率を10分間単位で評価し、2つの稼働率の差について検討した結果を報告する。キーワード:Ka帯,衛星放送,降雨減衰,マルチビーム衛星,稼働率