抄録
ネットワーク利用者認証システムOpengateは、近年端末の多様化に伴い一部対応できないものが出てきた。そこで、MACアドレスを用いて認証処理を補うOpengateMを提案・開発した。OpengateMはパケットキャプチャにより利用端末のMACアドレスを取得し、DBへ事前登録されたものと一致すればファイアウォールを開放する仕組みである。また、一般的なMACアドレス認証方式と比較し、多くの難点を緩和している。今回、クライアントとゲートウェイ、サーバを1Gbpsネットワークで接続し、パケットを送信するテストを行った。その結果、最大パケットでの通信においても十分処理できる事が確認できた。