抄録
永久磁石リニア同期モータについて推力脈動の低減についてさまざまな方法で検討した。方法の一つとして、4極3スロットの場合では鉄板の幅を27mmから30mmに変化させることで、脈動率を70.4%から41.8%に減らすことができた。4極6スロットの場合では鉄板の幅を27mmから22mmに変化させることで、脈動率を93.9%から64.2%に減らすことができた。さらに、界磁側のバックヨーク永久磁石および鉄板をスキューすることで、4極6スロットの場合には脈動率の最小値を20.4%から18.5%まで下げることができた。