電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 11-2P-05
会議情報

磁気ばねと磁気ダンパを用いたハイブリッドモデルの電磁界及び振動解析
*宇都宮 健士郎戸高 孝榎園 正人
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
金属ばねやオイルダンパと比較して、磁気ダンパは、電磁誘導により生じる力を減衰力とするため可動部と固定部とが非接触であり、オイル漏れがなく、メンテナンスフリーなどたくさんのメリットを持っている。デメリットは減衰力が小さい点にあり、著者らは、これまで磁束集束配列を適用することで、伝達力の向上のための検討を行ってきた。本報告では、新しい永久磁石を用いた磁気ばねと磁気ダンパのハイブリッドモデルを提案し、有限要素法を用いた電磁界解析及び振動解析を行った結果について述べている。本論文では、特に減衰力の向上を目的とした最適構造化について報告する。
著者関連情報
© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top