電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
セッションID: 11-2P-06
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三次元境界要素法による磁気歯車の解析
*岡 克戸高 孝榎園 正人
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抄録
磁気歯車とは永久磁石の吸引力により、非接触で動力を伝達できる機構である。摩擦が無いためエネルギーロスが無く、磨耗しないためメンテナンスフリーを実現できる。磁気歯車は、二次側の運動については本来未知であるが、一般には減速比に従った回転数を与えて解析を行っている。実際の運動を把握するためには、二次側の位置をステップ毎に計算する必要があり、有限要素法を用いると空気層を含めた新たな解析メッシュをステップ毎に作る必要がある。これは膨大な計算時間が必要となると考えられ、その対策として、空気層のメッシュを必要としない境界要素法が適していると考えられる。本論文では、磁気歯車の解析に三次元境界要素法を導入した。
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© 2012 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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