抄録
本研究は、学生が自らの手で味覚センサ電極を作製し、測定を行うことで科学という学問に関する興味を喚起する教育用味覚センサの開発を目的とする。味覚センサは食品の味を客観的に数値化するセンサである。このセンサは人間の味覚を測定する点で「生物」、味物質との相互作用を利用する点で「化学」、電位変化を測定する点で「物理」に通じ、教育用センサとして応用できるのではないかと考えている。フィルタと脂質を使用することで簡単に作製し測定できる教育用味覚センサの作製を目標とした。教育用味覚センサとして塩味や酸味に対して良好な応答を示し、20分ほどで作製できる教育用味覚センサを試作した。