電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
セッションID: 09-1A-05
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第二高調波測定による磁気ナノ粒子イメージングシステムの高感度化
*廣川 愛生吉田 敬Othman Nurmiza B.北原 大輝圓福 敬二
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抄録
磁気ナノ粒子はナノサイズの強磁性体であり、その表面に検査試薬や薬剤等を結合したものは磁気マーカーと呼ばれている。近年、磁気マーカーからの磁気信号を利用して癌等の疾病領域を高感度・高分解能に画像化する磁気粒子イメージング技術が医療診断において注目されている。本研究では、センチネルリンパ節生検への応用を想定した磁気ナノ粒子のイメージングシステムの開発を行なっている。これまでの研究により、検出距離30 mmにある100 μgの磁気ナノ粒子の検出に成功していたが、感度に問題があり更に離れた位置にある試料の検出は困難であった。今回、励起コイルと検出コイルを改良することによりイメージングシステムの高感度化を達成した。
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© 2013 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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