電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
セッションID: 07-1P-15
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医療応用のための高周波発生装置の開発
*杉本 賢二郎石澤 栄俊吉田 大輝今給黎 優門田 真行Hosseini S.H.R勝木 淳秋山 秀典
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抄録
これまでにバースト電磁波を用いた非侵襲癌治療装置の開発を目的として、バースト電磁波収束システムの特性について調べてきた。今回、電磁波を用いた非侵襲癌治療装置のための高出力な電源開発を目指し、RFパルスを発生する5段と10段の非線形集中素子伝送線路(NLETL)を作製し、その特性を調べた。まず、5段のNLETLに33Vのパルスを入力したとき、最大ピーク電圧84V、最大振動周波数8MHzの出力を得ることができた。また、回路の段数を増やすと出力の振動周波数の値は大きくなり、10段のNLETLを用いたときの出力の最大振動周波数は19MHzであった。なお、このときの入力電圧は21Vであり、出力電圧は36Vであった。
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© 2013 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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