電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
セッションID: 09-1P-11
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永久磁石を用いたハイブリッド制振装置の電磁界及び振動解析
*宇都宮 健士郎戸高 孝榎園 正人
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抄録
制振装置は主にダンパとバネから構成され、ダンパは減衰力によって衝撃力を吸収する役割をもつ。永久磁石を用いた磁気ダンパは減衰力として渦電流によるローレンツ力を利用するため使用環境の制限を受けにくく油漏れもなくクリーンであるといった特徴をもつ。また、ばね機構には正のばね定数を持つ金属バネと負のバネ定数を持つ磁気ばねを並列に接続することで、中位点付近でバネ定数が非常に小さな領域を作ることができ、優れた防振性能が得られる。本研究では、磁気バネと磁気ダンパの働きを併せ持つハイブリッドモデルを考案し、基本的防振特性を把握するために、有限要素法による電磁界解析並びに振動シミュレーションを行う。
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© 2013 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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