主催: 電気関係学会九州支部連合会
会議名: 平成25年度 電気関係学会九州支部連合大会
回次: 66
開催地: 熊本大学
開催日: 2013/09/24 - 2013/09/25
カメラで撮影した手の動きを認識するビジョンベースハンドジェスチャ認識技術は,手話認識をはじめとする様々なマンマシンインタフェースの開発に利用されるようになりつつある.一般的に,現在の入力パターンを学習しておいたジェスチャパターンと照合することで認識処理が行われるが,ジェスチャにはユーザ固有の動きの癖が含まれるため,あらかじめ用意したジェスチャデータベースのみでは,十分な認識性能を得ることができないという問題がある.そこで本研究では認識性能の低下を抑止するために,ユーザのジェスチャパターンをサブユニットと呼ばれる短い動作単位に分割し,データベースに追加学習することの有効性について検討を行った.