抄録
安定した広帯域パルス表面波発振器の実現には電子密度が均一な電子ビーム発生が必要とされる。このためにはカソード表面に高密度プラズマを均一に生成することが求められる。本研究では,30kV領域での高繰り返しビーム発生実験において,冷陰極の電極構造や電子放出面の状態によりビーム電流密度の上昇を図る。特に,ディスク型冷陰極による電子ビームダイオードの動作特性を明らかにすることを目的とする。今回,均一なプラズマ生成とビームダイオード放電特性との関係を調べるため,陽極ー陰極間距離・ガス圧および電極の幾何学的形状を変えた感熱紙焼付実験を行った。