電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
セッションID: 14-1P-02
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スケールモデル手法を用いた建物内からの電波の放射パターンの検討
*脇田 大輔市坪 信一表 英毅藤井 輝也
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抄録
携帯電話の加入者の増加にともない、屋外の基地局に加え、ビル屋内に基地局を設置する3次元セル構成が考えられている。送受信が異なる建物間での伝搬損失は、建物からの放射パターンの組み合わせで推定できると考えている。放射パターンの推定にはビルでの測定が必要であるが、実際に測定を行える建物は限られており、自由な環境で測定行うことができない。そこで、スケールモデル手法を用いることができるか検討を行った。1/24ビルスケールモデルを作製し、スケールモデル内で10.5GHzを用いて測定した。実環境での440MHzの測定結果と比較することで、放射パターンの測定にスケールモデルが使用できるか検討した。
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© 2014 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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