電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2A-01
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二次元有限要素法による高磁束密度PMSMの基礎特性解析
*宮原 和希吉田 敬
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抄録

我々は、界磁に使用する永久磁石の配置をV形に配置した、リニア同期モータ(PMLSM)の研究を行ってきた。永久磁石の配置をV形に配置することで、磁束が強め合い、エアギャップ中に高磁束密度を発生することが可能となる。これにより従来のPMLSMよりも高い性能を得られることが分かった。本研究では、回転機への応用を考え、二次元有限要素法解析により基礎特性の解析を行った。提案するモータ(V形永久磁石配列16極18スロット同期モータ)の回転速度や電流密度を変更し解析を行い、250rpmほどの中低速回転速度でも効率90パーセント以上を達成することができた。

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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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