電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-2A-09
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2重送電コイルの巻き数比の検証
*窪田 健人古野 正博松本 洋和柴戸 洋次郎根葉 保彦
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抄録

LCL補償器を用いた非接触給電システムでは,LC形の力率補償器を用いた場合と比べて,入力インピーダンスを高くすることができる。一方,LCL補償器にはトランス1次側の自己インダクタンスに一致するインダクタが必要であり,装置の大型化につながっている。本論文では設置スペースを従来と同等に抑えつつ,入力インピーダンスを高くできる2重構造の送電コイルを提案した。2重送電コイルの最適な巻き数での実験とシミュレーションにより良好な特性が得られたので報告する。

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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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