電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-2A-07
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マルチモードファイバによる損傷対策を施したフェムト秒光ファイバシステムの特性と加工への応用
岩切 翔吾高橋 純平*水波 徹
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抄録

受動モード同期光ファイバレーザはコンパクトでフェムト秒光パルスを発生することができる。フェムト秒パルスは高いピークパワーを持っているため、微細加工に用いられ、透明材料への加工なども期待できる。ここでは光通信波長帯である1.5μm帯のエルビウムドープファイバを用いた光パルスの発生と増幅について述べる。またファイバ出力端で光損傷が発生する問題の対策として、短尺のマルチモードファイバを融着接続し、これにより出力上昇を得た。またその出力を集光して行ったテフロンやアクリルなどへの微細加工の結果について述べる。

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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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