電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 10-2A-10
会議情報

高速外れ値検出法を利用した次元縮小射影Simple-Mapの中心点探索に関する研究
*樋口 直哉篠原 武今村 安伸
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

画像や音といった大量かつ多次元のマルチメディアデータを階層的空間索引構造であるR-treeを用いて,高速に近似検索するための次元縮小法Simple-Map(S-Map)の中心点探索法に関する研究を行う.S-Mapの中心点として良いとされる座標値のほとんどが空間の端に存在する.本論文では,最初から空間の端にあると考えられる外れ値をS-Mapの中心点として利用する方法を考える.外れ値を検出する方法として,高速外れ値検出法を用いる.高速外れ値検出法でデータベース内に存在する外れ値を取り出し,その外れ値を用いたS-Mapの中心点探索法を検証する.

著者関連情報
© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top