電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 09-2P-06
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ボット感染ホストのOpenFlowを用いた隔離手法の提案
*野間 稔史下川 大貴池部 実吉田 和幸
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抄録
ネットワーク内のホストがボットに感染した場合,他のホストへの感染活動や攻撃活動などが予想される.そのため,感染ホストをネットワークから隔離するなどの対処が必要となる.ファイアウォールが外部との境界にのみ設置された環境において,検知された感染ホストの隔離は,物理的接続の切断やスイッチのフィルタリング設定の変更など,人手による作業が主流であり,作業に時間がかかるため対応が遅れ,被害が拡大しやすい問題点がある.本論文では,我々が開発・運用してきた不正通信検知システムによってボットを検知し,OpenFlowにより自動でボット感染ホストを隔離することで,検知から隔離までの時間を短縮する手法を提案する.
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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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