電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1A-09
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PMモータの負荷時におけるd,q軸インダクタンスの測定
*大濱 嘉恭山本 吉朗甲斐 崚大朗逆瀬川 栄一
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抄録
近年,永久磁石の高性能化に伴い,高効率のPMモータが様々な分野で利用されるようになってきた。PMモータのトルク制御には,回転子位置に応じた電流制御が必要で,そのため,通常はエンコーダやレゾルバなどの位置センサが用いられる。一方,位置センサが除去できれば,モータの小形化,軽量化,低価格化が実現され,耐環境性,信頼性も改善されるので,位置センサレス制御が望まれているが,重負荷時には磁気飽和によりq軸インダクタンスが飽和し,逆突極の関係が崩れて,制御が不可能になってしまう問題がある。本稿では,PMモータに負荷をかけたときのd,q軸インダクタンスの測定を行ったので報告する。
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© 2016 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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