抄録
誘電体バリア放電(DBD)は,リアクタへの印加電圧と繰り返し周波数によって,投入エネルギーを制御することができる。窒素酸化物(NOX)に関する研究では比投入エネルギー(SED)の単位が多く用いられ,これは,単位ガス流量に対する投入エネルギーを意味する。同じSEDの値において,繰り返し周波数を高くするということは,1パルス当たりのエネルギーを少なくすることと等しい。NOX処理における繰り返し周波数の増加の有利性を示すことができれば,電源の容量を比較的小規模に抑えることができ,モバイルアプリケーションに大きく前進する。本研究では,DBDを用いたNOX処理に関して,周波数が与える影響を調査した。