抄録
本稿は,6素子2レグ方式のAC-DC電流形コンバータにおいて,直流電流制御フィードバックを構成して負荷変化における過渡動作を検討し,実験結果を報告したものである。本コンバータは,2素子を共用して主ブリッジ回路と交流チョッパ回路を構成し,チョッパ動作によって直流電流を平滑化して交流波形を正弦波とすることができる。今回は,直流電流平滑化制御とその平均電流一定制御を行い,負荷抵抗を変化した場合の各部動作波形を確認し,定常および過渡動作においても平滑直流電流と正弦波交流電流を維持できることを明らかにする。