抄録
近年,電磁波デバイスの設計・開発過程や学術分野において,電磁波シミューションによる支援の重要性が増している.本研究では,電磁波デバイスの開発・設計支援に資するため,2次元電磁波動画シミュレータの開発及び改良を行っている.本論文では,このシミュレータを用いた開発・設計支援の1例として,三角格子型2次元フォトニック結晶構造を用いた周波数分離導波路について検討している.対象周波数帯を2.4GHz帯近傍に絞り,過渡現象をシミュレータで視覚的に観測している.今後の課題として,媒質設定の簡素化や更なる機能の追加・改善によるシミュレータの利便性の向上などが挙げられる.