電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第70回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1A-08
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パルスアーク放電プラズマ生成ZnOナノ粒子の評価
*兵頭 歩河村 勇太王 斗艶浪平 隆男
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抄録

 近年、ZnOが注目を浴びている。ZnOは微粒子として利用されることが多く、粒子の形状や粒径によって、UVカット化粧品や亜鉛華軟膏(医薬品)への応用が展開されている。 従来の微粒子生成方法は様々あるが、プロセスが複雑や生成量が極めて少ないなどの課題を抱えており、近年、新たな微粒子生成方法として、パルスアーク放電プラズマ法が考案された。この方法は酸素(O2)を充填した亜鉛(Zn)製平行平板電極間へ高電圧パルスを印加することで、アーク放電を発生させ、ZnO微粒子を生成する。本研究ではパルスアーク放電プラズマ法で生成したZnO微粒子と市販されているZnO微粒子について、分光光度計及び蛍光分光光度計により、その分散性及び蛍光特性の比較を行った。

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© 2017 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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