電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第70回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-2A-09
会議情報

高分子添加による純水の抵抗率の時間的特性
*日野 雄太高村 紀充荒岡 信隆大坪 拓矢梅﨑 寛人花井 正広
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

純水を液体絶縁材料として使用するためには不純物やイオン溶解による電気抵抗率の低下を防ぐ必要がある。著者らは、界面活性効果を持つ高分子材料を純水に添加することにより、高分子材料がイオンを捕らえてイオンの移動を遅くし、電気抵抗率の低下を防ぐことができると考え、実験を行ってきた。過去の実験では、非イオン性高分子であるポリエチレングリコールを純水に添加することで、純水に比べ抵抗率を高く保つことができることを報告した。本稿では、数種の界面活性効果を持つ非イオン性高分子材料を純水に添加し、それぞれの抵抗率の経時変化を調査した。

著者関連情報
© 2017 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top