主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 70
開催地: 琉球大学
開催日: 2017/09/27 - 2017/09/28
我々は、界磁に使用する永久磁石(PM)をN、S極を対向させて配置した、ラジアルギャップ型高磁束密度配列PM同期モータ(PMSM)の研究を行ってきた。PMを高磁束密度配列にすることで、エアギャップ中に高磁束密度を発生する。これにより、高トルクや高効率が可能となる。本研究では、インホイールモータへの応用を考え、アキシャルギャップ型高磁束密度配列PM同期モータの三次元有限要素法解析を行った。デュアルロータ構造を採用することで、シングルロータと比較して同様のPM使用量で38%のトルク向上を確認した。また、トルク密度を同一にした場合、PM使用量を55%削減できることを確認した。