電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第70回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1A-02
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飛行状態ドローンからの放射電磁ノイズ環境下における部分放電信号検出に関する基礎検討
*小原 広希田上 剣汰大塚 信也
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抄録

次世代の電気エネルギーシステムは、高い信頼性や絶縁診断技術の高度化が求められており、人やヘリコプターによる電力機器の点検の代替案としてドローンの活用が検討されている。筆者らは、飛行状態ドローンからwifi通信による2.4GHzの放射電磁波が出ていることを確認している。ドローンを用いた部分放電(PD)の検出や診断を行う場合、特に、UHF法と呼ばれるUHF帯である300MHz~3GHzの放射電磁波を対象とする場合、ドローンからの放射電磁波がPD検出に影響を及ぼす可能性がある。本研究では、飛行状態ドローンの電磁ノイズ環境下においてSF6ガス中部分放電(PD)の放射電磁波を測定し、PD信号の検出特性を検討した。

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© 2017 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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