主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 70
開催地: 琉球大学
開催日: 2017/09/27 - 2017/09/28
次世代の電気エネルギーシステムは、高い信頼性や絶縁診断技術の高度化が求められており、人やヘリコプターによる電力機器の点検の代替案としてドローンの活用が検討されている。筆者らは、飛行状態ドローンからwifi通信による2.4GHzの放射電磁波が出ていることを確認している。ドローンを用いた部分放電(PD)の検出や診断を行う場合、特に、UHF法と呼ばれるUHF帯である300MHz~3GHzの放射電磁波を対象とする場合、ドローンからの放射電磁波がPD検出に影響を及ぼす可能性がある。本研究では、飛行状態ドローンの電磁ノイズ環境下においてSF6ガス中部分放電(PD)の放射電磁波を測定し、PD信号の検出特性を検討した。