主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 70
開催地: 琉球大学
開催日: 2017/09/27 - 2017/09/28
現在,木工技能熟練者の人数の減少や老齢化などにより,熟練者の技能の消失の危機に陥っている.そこで,熟練者の技能を若年者に伝承しなければならないが,従来の指導の多くは定性的なものであり,効率よく技能の伝承を行うためにも,熟練者の技能を定量的に示す必要があると考えられる.本研究では,鋸引きに着目し,熟練度の異なる被験者の鋸引きの様子を,3軸加速度・角速度センサを用いて測定した.また,技能評価方法の開発及び,それによる熟練度の異なる被験者の鋸引きの特徴の検討を行った.先行研究では水平面方向から見た2次元軌跡を用いて技能評価を行ったが,本研究では3次元軌跡を用いて技能評価を行った.