主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 70
開催地: 琉球大学
開催日: 2017/09/27 - 2017/09/28
Massive MIMO伝送は次世代無線通信のキー技術として注目されている.著者らは,マルチユーザMIMOの線形制御として広く知られているブロック対角化法 (BD法)をとりあげ,BD法を適用した場合に有効となる収容ユーザ数を調べたところ,ユーザ数が基地局アンテナ数に近くなるとかえって伝送レートが低下することを明らかにしている.本報告では,BD法において端末側ビーム選択を行いユーザ間干渉を低減する手法を用いることでMassive MIMOでユーザ数が増加する場合も伝送レートを改善できることを示す.