電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第71回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1P-08
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負極性直流重畳ナノ秒パルス放電の特性
*山下 浩史鳥越 泰明王 斗艶浪平 隆男
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抄録

浪平・王らは、立上りおよび立下り約2 ns、パルス持続時間約5 ns、ピーク電圧60 kV超のパルス高電圧によるナノ秒パルス放電に関する応用研究を進めてきた。ナノ秒パルス放電はほぼストリーマ放電のみで構成されるため、熱損失が少なく、電源とリアクタ間のインピーダンス整合も比較的容易となる。そのため、ナノ秒パルス放電を用いたオゾン生成や排ガス処理は他の放電形態よりも高いエネルギー効率を誇る。しかし、ある放電条件において放電形態がアーク放電へ移行することが確認されている。そこで本研究では、ナノ秒パルス放電の形成補助及び安定化を目的とし、ナノ秒パルス放電に直流高電圧を重畳してその特性調査を行った。

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© 2018 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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