主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 71
開催地: 大分大学
開催日: 2018/09/27 - 2018/09/28
太陽光,風力などの再生可能エネルギー源と電力系統との間の電力制御を高速に行うには,大容量の自己消弧形電力変換装置が必要である。その実現手段としてMMC(Modular Multilevel Converter)が期待されている。本研究では,MMC回路セルのコンデンサ電圧変動を抑制するためのPWM方式を検討し,セル内コンデンサ容量を変化させたときの電圧変動とひずみ率を調べた.その結果,MMC回路の動作において電圧変動を抑制するためにコンデンサ容量を増やしすぎる必要がないことが分かった.また,コンデンサ容量,電圧変動,ひずみ率の関係を明らかにすることで最適なコンデンサ容量の検討を行った.これらの動作の確認はMATLAB-Simulinkによるシミュレーションで評価した.