主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 71
開催地: 大分大学
開催日: 2018/09/27 - 2018/09/28
オゾンはその強力な酸化力により,殺菌・酸化・漂白・脱臭・脱色に広く用いられている.オゾンの生成方法として,装置が簡便でエネルギー効率が良い放電方式があげられる.この方式でのオゾン発生器の一例としてDBDオゾナイザがある.これは一般的に交流で動作させるが,発熱による生成効率低下の改善策としてパルス印加の適用が考えられる.本研究では,DBDオゾナイザに用いるパルス電源を開発した.その性能目標は、電圧ピーク値3 kV以上,立ち上がり時間2.5 μs未満である.この性能を有するパルス電源を開発するにあたり,高速スイッチングを可能とするSiC-MOSFET及びパルストランスを用いた.