電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第71回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1A-02
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CVケーブルの分岐点における電流パルスの伝搬特性
*山下 勝也三宅 琢磨迫田 達也川野 渉
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抄録

高経年設備の増加及び電力需要の減少によるコスト削減が重要視される中、設備の円滑な運用と維持管理への関心が高まっている。既存する活線診断手法では、不良箇所の特定まで可能なシステムは実用化されていないため経済的でない。電力設備を停止することなく監視するための管理技術及び劣化診断技術の高度化が望まれ、特に劣化位置標定技術が重要視されている。著者らは、部分放電検出による電力ケーブルの劣化箇所を活線状態で標定するシステムの開発を行っている。本報では、分岐点における電流パルスの挙動について、実環境を模擬した試験とATP-EMTPを用いた周波数解析を行った結果を述べる。

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© 2018 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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